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位牌知識ガイド

各宗派についての基礎知識

真言宗について

  真言宗は9世紀に空海(弘法大師)によって開かれた宗教、中国唐の時代に空海が長安に渡り、清龍寺で仏教の基本を学び、悟りを開きました。弘法大師は天才的かつ神秘的な存在です。入唐後すぐ漢詩の才能を発揮し周囲を驚かす。灌頂式では目を隠しながら花は二度とも曼荼羅の中心部大日如来の上に落ちたという。帰国後高野山金剛峯寺を建立。高野山を選んだ理由も投げた三鈷杵が高野山の松の枝に引っかかっていたと言われています。
  弘法大師の著作「秘密曼荼羅十住心論」(ひみつまんだらじゅうじゅうしんろん)、「秘蔵宝鑰」(ひぞうほうやく)、各宗派の教学に評価され、真言宗を最上位に置くことによって十段階の思想体系の中に組み込んだ。真言宗の教えは一言で表現したものは「即身成仏」、すなわち生きた身のまま仏になること。真理を見つめる目があればすべてのものは宝となり、それが仏の身になることです。
  弘法大師円寂後、東寺と高野山の本位争いが始まった、観賢は東寺と金剛峯寺の座主兼ね、東寺を本寺とし、金剛峯寺は末寺の地位を確定されました。その後平安時代まで金剛峯寺は衰弱の状態のままでした。平安時代後、皇室などの経済的な支援で安定してきました。
  真言宗の各宗派に於いて大師信仰が厚い、それは弘法大師は仏教者であるとともに思想家でもあり、日本文化へ大きな影響を与える人物である。

真言宗のご本尊

   不動明王    大日如来    弘法大師
不動明王 大日如来 弘法大師
●宗祖 弘法大師空海(774〜835)
●本尊 大日如来、右脇弘法大師、左脇不動明王。新義真言宗(智山派・豊山派・新義派)の場合は、左に興経大師
●経典 「般如心経」「光明真言」
本山
《高野山真言宗》
総本山・金剛峯寺 和歌山県伊都郡高野町大字高野山132
《真言宗智山派》
総本山・智積院 京都府京都市東山区塩小路通大和大道東入東瓦町964
《真言宗豊山派》
総本山・長谷寺 東京都文京区大塚5-40-8
《真言宗東寺派》
京都府京都市南区九条町1 真言宗総本山教王護国寺内。

【空海について】弘法大師、真言宗の開祖。唐に留学し密教の教えを学び、帰国後高野山に於いて真言宗を開き、生涯を通じて仏教の普及に努めた。
【覚鑁について】興経大師、新義真言宗の開祖。仁和寺の寛助・定覚について密教を学び、後円明寺を建立し、真義真言宗として開宗。
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