歴史的な事情で作られた檀家制度のともに、戒名料という意味を持つのか。これについて考えてみましょう。
檀家制度の下で、戒名の授与権は、最終的に納骨のお寺の住職しか付けられないです。このような寺がなく、分家の人や寺に属しない霊園墓地の人は別です。
世間で言われている「戒名料」は「戒名」の「料金」のことでしょうが、人々を救う為に創建された仏教は決して金儲けの商売ではありません。
本来は寺は檀家の経済基盤の上に成り立つもので、檀家自発的な「布施」行為で寺が維持されるわけ。もともとは寺と檀家は三つの「縁」がありました。いわゆる「地縁」「血縁」「法縁」です。仏教を介して、寺と一族の間に葬儀・法事・彼岸などの行事と関わっていく。檀家は感謝の気持ちで、お寺に対して「布施」行為が行われてきました。檀家は最低限の「布施」があれば、お寺も自然に成り立つわけです。すなわち、普段積極的に寺と関わっていくと、自然に寄付も重ねていく、戒名代は小額ですむはず、普段は無関心で、戒名代は高額になるのも分からないわけない。
戒名料も布施の一つです、いくら払うかも檀家の気持ち次第です。
曹洞宗・真言宗・天台宗・浄土宗・臨済宗一般的な相場(地域やお坊さんの格によって違います)
男性 | 女性 | 相場 |
○○○○信士 | ○○○○信女 | 50万円ぐらい(戒名料+お経料) |
○○○○居士 | ○○○○大姉 | 70万〜100万ぐらい(戒名料+お経料) |
○○院○○○○居士 | ○○院○○○○大姉 | 150万円〜200万円ぐらい(戒名料+お経料) |
日蓮宗では(地域やお坊さんの格によって違います)
男性 | 女性 | 相場 |
○○○○信士 | ○○○○信女 | 40万〜50万円ぐらい(戒名料+お経料) |
○○院○○信士(7文字) | ○○院○○信女(7文字) | 60万〜80万ぐらい(戒名料+お経料) |
○○院○○○○信士(9文字) | ○○院○○○○信女(9文字) | 100万〜120万円ぐらい(戒名料+お経料) |
○○院○○○○居士 | ○○院○○○○大姉 | 150万〜200万円ぐらい(戒名料+お経料) |
浄土真宗では(地域やお坊さんの格によって違います)
男性 | 女性 | 相場 |
釈○○信士 | 釈○○信女 | 40万〜50万(戒名料+お経料) |
○○院釈○○居士 | ○○院釈○○大姉 | 80万〜150万(戒名料+お経料) |
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