男性の院号 | 女性の院号 | |
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戒名に使われている用語のひとつで現在では、一種の格付けになており道号が付いている方が格式が上であるという意味で現在は付けられるようになりました。
道号は、戒名の2文字との調和によって付けられます。実際に位牌に書かれる戒名には、院号(いんごう)・道号(どうごう)・位号(いごう)等が上下に附随するのが通例となってます。『○○院△△◇◇居士』の場合、○○が院号、△△が道号、◇◇が戒名です。
道号は1300年代までは使われてませんでしたが、4文字の戒名となってから付けられるようになりました。さらに道号には、俳諧・書道・茶道・華道などに於ける呼び名=号や、雅号・家名・地名・特技・趣味・性格・業績等を讃える言葉の実字の一字を用いる事が約束事となっています。また、未成年者や幼児・水子には道号は用いず、童子・童女、幼子・幼女、孩児・孩女、嬰児・嬰女などとする慣わしとなっています。
一般的には戒名抽象的な熟字、道号には具体的な熟字を使われています。文字によって戒名に相応しくないものもあります。
不適な文字 | 縁起の悪いもの、あるいは祝い事に使われるもの |
祝、笑、鶴、亀、鳳、死、狂、病 | |
動物の名前 | |
牛、馬、猿、蛇、蛙、犬、猫 | |
人間の名称 | |
手、足、首、腹、鼻、指 |
逆によく使われる文字
よく使われる文字 | 地域の文字 |
山、岳、嶽、頂、峯、谷、流、水、国、原、海、泉、池、田、岸 | |
住居の文字 | |
殿、堂、宅、洞、斎、室、屋、軒、庵 | |
自然現象の文字 | |
門、窓、蔵、船、灯、鏡、宝、鉄、石、綿、書、林、樹、根、華、葉、菊、梅 | |
人間をあらわす文字 | |
寿、翁、隠、心、老 |
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